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日本のアニメ業界の未来を支えるチーム『ADX』を設立しました

NOVEMBER, 2024

テクニカルディレクター・コレクティブのBASSDRUM(ベースドラム株式会社、所在地:東京都港区、代表取締役:鍜治屋敷 圭昭)は、ビジュアル表現とテクノロジーの融合を強みとするsync.dev(シンクドットデヴ、所在地:東京都港区、代表:岡田 太一)と、あらゆる施策をスピーディかつ柔軟に推進するプロジェクトマネジメントのエキスパート、Fabrica.(ファブリカ、所在地:東京都渋谷区、代表取締役:岡田 敦子)とのタッグにより、アニメ制作現場のDXに特化したチーム「ADX」(エー・ディー・エックス)を設立いたしました。

日本のアニメ産業の市場規模は、コロナ禍の影響が続く2022年に過去最高となる約3兆円に達しました。(※1)翌2023年は複数の作品が国内外で大きな話題となり、2024年の今年もイベントや映画・テレビシリーズなどがその成長を牽引しています。
しかし、急速に拡大する市場の裏側では、制作現場の人材不足や、固定化されたワークフローといった幾つもの課題が深刻化しています。日本のアニメ産業が今後も発展し続けるためには、これらの課題の解決が急務となっています。
そこで、私たちBASSDRUMは、映像表現やテクノロジーに強みを持つsync.dev、プロジェクトマネジメントとクリエイティブに精通したFabrica.の二社と連携し、アニメ制作のDXを推進する新たなチーム「ADX(エー・ディー・エックス)」を結成いたしました。

◼️ ADXのミッション

ADXは、日本のアニメ制作プロジェクトにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、その持続可能性を高めることを目的としています。特に、以下の分野において革新的なソリューションを提供します。

ワークフローのDX支援:従来の制作プロセスを見直し、ツールの新規開発やゲームエンジンなどの導入・カスタマイズを行うことで、効率的かつ柔軟な制作環境を構築します。
技術インフラの構築:イントラサーバや制作インフラの整備を通じて、アニメ制作における技術基盤を強化します。
異業種連携の推進:非アニメ分野の制作・開発会社との連携を強化し、異なる視点や技術を活用することで、アニメ制作に新たな技術的アプローチを取り入れます。
外部CTOとしての参画:エンジニア採用や教育を行い、技術者と共にものづくりを進める組織文化の確立を支援します。

◼️ ADXを構成する企業

ADXは、テクノロジー、クリエイティブ、プロジェクトマネジメントを熟知した三社による合同チームです。

BASSDRUM:ゲームエンジンからWebまで幅広いシステム開発に携わり、その豊富な経験を活かしてコンサルティングからチームビルド、実装までを包括的にサポートします。最近では、世界的大作の制作にも関わるなど、その技術力がさらに注目されています。
sync.dev:ビジュアル開発を得意とするクリエイティブ&テクノロジー集団。映像、CG、AI開発で培ってきたノウハウとR&Dの蓄積に支えられた深い技術的知見を活かして、幅広い領域でのコンテンツ制作と、さまざまな制作ツールの開発を行っています。
Fabrica.:業界や企業をまたいでの大規模制作プロデュース、プロジェクトマネジメントを得意とし、さまざまなアイディアを実現可能にするデザイナー、エンジニアが所属している制作プロダクションです。

「日本のアニメ作品は世界的にも大きな注目を集め、その市場は拡大を続けています。私たちもアニメ作品を深く愛する者として、その成長を大変嬉しく、また誇らしく思っています。しかし、制作現場の環境改善については、業界全体で取り組みが進められているものの、今も試行錯誤が続いている状況です。
『ADX』は、テクノロジー、クリエイティブ、プロジェクトマネジメントに強みを持つ三社が合同で立ち上げた、より良いアニメ制作のためのチームです。DXの推進を軸に、現場が抱えるさまざまな課題を解決し、今よりもスピーディーに、そして作り手がより楽しみながら制作できるよう、環境改善を加速させていきたいと考えています。」(BASSDRUM テクニカルディレクター、森岡東洋志)

※1 出典:『アニメ産業レポート2023 サマリー(日本語版)』(一般社団法人 日本動画協会)

©BASSDRUM inc.
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