WORK
AMAKUSA DIVE
OVERVIEW
JR熊本駅前広場にて約6週間に渡って開催された、ホリデーシーズンを盛り上げる壮大なエンターテイメントショー。
第一弾「Fountain of Life」のテーマは、生命の源泉である海。
泉をモチーフにした直径6mの噴水型LEDオブジェから、天草の海と、その地に息づく生き物たちが出現。ひろばをキャンバスに見立て、生き物たちの戯れや景色の移り変わりを楽しむことができる約600m²の広大な映像がプロジェクションマッピングされました。
第二弾「Sea Quencer」は、海の楽器がテーマ。
広場中央にある噴水型LEDオブジェから発生する海波に触れると、たちまち天草の生き物が姿を現し、多彩な音を奏でます。出現する生き物とサウンドが、会場に流れる音楽の展開(コード進行)に合わせて変化し、異なる表情を見せてくれます。
RESPONSIBILITIES
通年で行われているプロジェクションマッピングとは異なる、インタラクティブ要素が盛り込まれたプロジェクションマッピングを実施したいという依頼のもと、BASSDRUMでテクニカルディレクションを担当させていただきました。
2021年に構築された常設プロジェクションマッピングのシステムは、駅前広場の投影範囲を自由に調整可能なミラーデバイスと37,500ルーメンの超大型4Kプロジェクターを組み合わせて設置されています。
今回は、この世界でも類を見ない常設プロジェクションマッピングのシステム上に、別のインタラクティブなプロジェクションマッピングシステムを構築し、プロジェクターだけでなく、LEDチューブが並ぶ巨大なオブジェも同時に演出・制御できるように拡張を行いました。
クライアントであるPARTYのテクニカルディレクターと共に、ライブが行われる際には音に合わせて映像が生成されるコンテンツ、ユーザの動きや位置に合わせてサウンドや映像が変化するコンテンツなど合計3つのコンテンツの開発とテクニカルディレクションを担当しています。
THE CLIENT AND OUR TEAM
- Client: 株式会社JR熊本シティ
- Agency: Party
- Tech Directors: 高嶋 一成 / 村山 健 / 森岡 東洋志
- Programmer: 林 久純