WORK
GEMINI Laboratory by TOPPAN INC.
OVERVIEW
TOPPAN株式会社が多数保有する建材のマテリアルデータを活用し、リアルとバーチャルを融合させたサービス構築を目指す共創プロジェクト。
アイディエーション、ワークショップ、プロトタイピングなどの手法を活用した卓上の議論だけで終わらない新規アイディア創出支援を行い、TOPPANとの共同チームで2種のコンセプトモデルを製作しました。
RESPONSIBILITIES
TOPPANが考える共創型プロジェクト「GEMINI Laboratory」で実現したい世界と、同社が持つ既存のアセット、そして最新のテクノロジーから導き出される未来のサービスやプロダクトについてリサーチを行い、2種のプロトタイプを共同開発しました。
ひとつは、「高解像度の質感が将来的には触感にまで反映されるだろう」という未来予測から、テクスチャの体感が可能なフォースフィードバック機能(入力操作や画面内のアクションなどで物体の形状や硬さ、掴んだときの感触などを再現する機能)が付いたプロトタイプ「Haptics Ball」。
もうひとつは、当時ベータ版が出たばかりだったiOS向けAR機能「ARKit」のRoomPlan(部屋の3Dモデルを作成できるAPI)を使った、“壁紙を切り替えることができるスマートフォンアプリ”のプロトタイプです。
これらのプロトタイプは、その後TOPPANおよび様々な会社とのコラボレーションにより、2023年5月にドイツ・ケルンで行われた世界最大級の家具の部材全般に関する見本市「Interzum(インターズム)」の関連展示へと発展しました。
THE CLIENT AND OUR TEAM
- Client: GEMINI Laboratory by TOPPAN INC.
- Producer: 奈良 優斗
- Project Manager: 鳴海 侑希
- Tech Director: 森岡 東洋志
- Tech Director for Haptics Ball (Prototype): 伊藤 潤
- Engineer for Haptics Ball (Prototype): 山川 拓朗(siro)
- Tech Director for RoomPlan App (Prototype): 松山 真也(siro)
- Engineer for RoomPlan App (Prototype): 柴田 一秀(siro)