WORK
JMS Toyota CYBER LOVE
OVERVIEW
Japan Mobility Show 2025のTOYOTAブースで公開された「CYBER LOVE」は、AR演出と遠隔操作技術を組み合わせ、新しいドライビング体験を提供するコンテンツです。
来場者は二人一組で車型の筐体に乗り込み、一人が運転手となってコントローラーを使用し、会場内に設置されたジオラマ上を走行するカメラ搭載型のラジコンを操作します。ラジコンから見える景色にはリアルタイムでARグラフィックが重ねられ、筐体内の全方位ディスプレイに投影されます。さらに、オリジナルキャラクターによるリアルタイム生成のAIラジオのナビゲーションに沿って、様々な世界をドライブしていきます。
もう一人の同乗者は、目の前のディスプレイに現れるアイテムを指さしのジェスチャーで獲得していきます。ジェスチャーは、映像センサーにより解析され、ディスプレイ上の演出に反映される仕組みです。
これら一連の技術は、将来的なモビリティUIへの応用を見据えて研究中の要素であり、それらを来場者に楽しみながらご体験いただく目的で展示されました。
RESPONSIBILITIES
BASSDRUMは、本コンテンツのリアルタイムAR合成と無線通信システムの設計・実装、ならびに複数企業が開発した各システムの統合および各社との調整を担当しました。
ジオラマ上を走行するカメラ搭載型ラジコン車体からの映像・位置情報・制御信号を低遅延で伝送するため、60GHz帯無線通信を用いた伝送基盤を構築し、会場の電波環境を踏まえた調整を実施。あわせて、コントローラー、ラジコン車体、Unityアプリケーションをつなぐインターフェースアプリを開発し、11日間という会期の連続運用を想定したラジコン車体の切り替え、トラッキングの揺らぎを抑える位置補正、衝突回避、映像合成、マルチディスプレイ出力までを一括で制御しました。
また、体験の開始・停止・リセットを一括で扱う全体制御と、各システムの稼働状況やラジコン車体・コントローラーのバッテリー残量を可視化する監視機能を整備し、イベント運用に耐えるオペレーション体制を実現しました。
THE CLIENT AND OUR TEAM
- Client: Toyota
- ◼️ ハードウェア開発・総合テクニカルディレクション:
- Tech Directors / Engineers: 真辺 浩二 / 泉田 隆介(マニュファクチュア) / 堀 宏行(汎)
- Project Manager: 三和 李々花(Fabrica.)
- Tech Producer: 岡田 敦子
- Tech Director / Producer: 清水 幹太
- ◼️ R&D:
- Tech Directors: 長洞 龍生 / 林 久純 / 岡田 太一 / 神谷 晋平(METEORWORKS) / 高嶋 一成 / 小松 真朗
- Tech Editor: 道久 好子
- Tech Producer: 𠮷田 めぐみ
- Assistant Project Manager: 佐藤 奈津美
- ◼️ ラジコン:
- Tech Director: 沖山 良太(TASKO)
- Mechanical Engineer: 佐藤 方紀(TASKO)
- ◼️ ラジコンコントローラ:
- Device Engineer: 栗林 真幸(TASKO)