WORK
Poster House / Poster Machine
OVERVIEW
「Poster Machine」は、アメリカ初のポスターミュージアム「ポスターハウス」で展示されている常設インスタレーション。
グラフィックデザインがもたらす社会へのインパクトに着目し、後世に伝えること目的としている「ポスターハウス」では、1800年代から現在までに使用されてきた世界的なポスターの数々が展示されています。
「Poster Machine」は、画面上に表示されるジャンルや書体、コピーやアートワークなどの無限の選択肢を組み合わせて、自分だけのポスターを簡単にデザインすることができる夢のポスター製造機です。 デザインの総数は143,000通り以上に及び、制作の各ステップを段階的に紐解きながら、ポスター制作に必要な基本的な要素(シンボル、色、フレーズ、フォント、デザインスタイル等)の重要性と、デザイン思考について順を追って説明しています。
RESPONSIBILITIES
143,000通り以上に及ぶポスターデザインの管理と、スムーズな選択インターフェースを安定した形で実現するため、macOSのネイティブアプリとしての設計・開発を行い、本開発前にシステムやモーションのプロトタイプを開発。チームが目指すところを明確にした上で、ニューヨークから東京のプログラマー(堤修一氏)と連携してソフトウェアの本開発を行いました。
遠隔でのチームビルディングにもかかわらず、効率の良いコード共有や、迅速なコミュニケーションを実現でき、最終的には安定して堅牢な、子供でも大人でも楽しめるインタラクティブシステムを実現。好奇心旺盛なニューヨーカーに楽しんで頂いています。
THE CLIENTS AND OUR TEAM
- Clients: Poster House / KASA
- Tech Director: 清水 幹太